
エスジェイ(@crisisnoeln)です。
2008年に上映されたブラット・ピット主演の映画「ベンジャミン・バトン」を見たので感想を書いていきます。
あらすじ
老人の見た目で産まれた子供は歳を取るにつれて若返っていく。
普通の人とは真逆の性質を持って産まれた人間の一生を描いた物語。
感想

特殊メイク凄い!
ブラット・ピットの老人若者の特殊メイクが凄いです。
普通とは逆に歳を取るので、借りに80歳まで生きるとすると、実年齢が10歳のときに見た目年齢は70歳ということになります。
なので、十代の後半頃は70歳前後くらいという設定だと思われますが、この絶妙な歳のとり方というか、見た目の変化が楽しめますね。
最近ない技法
タイタニックを始め、フォレスト・ガンプだったり、グリーン・マイルだったりと、現代を視点にして過去を振り返るって技法は当時よくありました。
とくに老人が過去を振り返るタイタニック的な技法は当時いろいろな映画で多様されていたように思いますが、最近は見なくなりました。
この映画は2008年の映画なので、この頃くらいまではやっていたんですね。
なんかよくわかりませんが、この老人が人生を振り返る的な演出は、今見ると少し古くさく感じますね。
これが時代の変化というものなのでしょうかね。
とくにこれというシーンはないが・・
この映画はとくにこのシーンが良かったというのが後から振り返って特にないのですが、なんか知りませんが、最後まで集中して見れました。
よく映画は疑似体験だとか言いますが、この映画は典型的に疑似的な人生を楽しめる作品だと思います。
一人称視点ではなく、三人称視点で没入できる感覚がありました。
まとめ

人生を描くといっても、かなり恋愛色の強い作品なのですが、それでも楽しめました。
恋愛映画というよりは、ヒューマンドラマに近いような人間ドラマが魅力ですね。
伏線も結構しっかりあって、序盤のこれがこうでとか、この人物の正体は実は〇〇でとか、そのへんの脚本構成もしっかりしています。
原作が人気小説ということなのも納得です。
こういう名前だけ知ってて毛嫌いしてて見てない映画って結構ありますが、見てみるとだいたい当たりですね。