
今季アニメは、スーパーカブ、シャーマンキング、さよなら私のクラマー、シャドーハウスを視聴している。
この中でもスーパーカブが一番のお気に入りだ。というより、続きが気にならずに一番気楽に見れるから好きという感じだ。
スーパーカブとは?
スーパーカブはライトノベル原作で漫画化もされている。(既刊5巻)アニメ放送は2021年4月から放送スタート。
家族を無くし何もない少女がある日、カブに出会いバイクの魅力に惹かれていくという話。
聖地巡礼したい!
舞台は山梨県北杜市となっている。長野県と隣接している田舎町だ。

グーグルマップでかるく見た感じだと、あたり周辺は山に囲まれており、中心部もかなり田舎のように見える。
アニメで登場する学校やスーパー、走っている土地など実在している場所を再現していると思われる。
まさに聖地巡礼でスーパーカブで走りたい町並みである。
趣味ができると人生が変わる
このアニメの最大の魅力は何といっても無気力の主人公がバイクと出会ったことで友達ができて、目標もできていくところにある。
逆を言えば、バイク好きが見て面白いかどうかはあまりポイントではない。
スラムダンクをバスケをやってない人が見て面白いと思う感覚と同じで、このアニメはバイクに興味ない人ほど見るべきアニメともいえるだろう。
「スラムダンクを読んでバスケ部に入りました」という子供が続出したように、「スーパーカブを見てカブを買いました」という少年少女が増えれば実に微笑ましい話である。
5話の礼子で爆笑

主人公の初めてできたバイク友達でクラスメートの礼子というキャラが登場する。
礼子に関しては序盤からバイクを通じて主人公と仲良くなり、学校では一緒に弁当を食べたりする仲ではあるが、バイクに詳しいこと以外は謎が多く普段は何をしているのかも伏線っぽく描かれていた。
そして5話目にしてついに礼子の私生活が明らかになる。
礼子はなんと・・「カブで富士山を登る」という謎の試みをしていることが判明した。
この話が何ともシュールで本当に意味がわからないのだが、見ていると笑けてくる。
山道をカブで走り、凸凹の路面なので当然転倒するのだが、こけては悔しがるを繰り返す礼子。この天丼にジワるのだ。
どこかアニメーションの具合がAKIRAっぽい演出なのも面白い。
まとめ
今食事中に見たいアニメナンバー1がスーパーカブである。
とくに続きが気になるわけではないが、原作小説は結構続いているようだ。
アニメでは中免を取りに行くために合宿へ行くことになったが、合宿先で新たなバイク仲間ができるのだろうか。
中免を取れば乗るバイクの幅も広がるだろうし、よりマニアックなバイクネタも増えてきそうだ。
「かわいい女の子+〇〇」という手法はかなり確立されている。
この手のアニメは女の子ありきな作品になりがちだが、スーパーカブに関しては主人公が没個性的なのもあってバイクありきの話になっているのも個人的には好感がもてるところだ。
「バイク乗り」というテーマで今後どんな展開になっていくのか楽しみである。