葬送のフリーレン1巻を読んだ感想

 
エスジェイ(@crisisnoeln)です。

「漫画大賞」の帯がすごく目立っていて本屋で山積みされていたのが気になった漫画「葬送のフリーレン」の1巻を購入して読んだのでレビューしていく。

あらすじ

物語は勇者ご一行が魔王討伐した後から始まる。

10年間の冒険の末、見事に魔王討伐を果たし英雄となった。

パーティメンバーの一人、長寿のエルフ族の魔法使いフリーレンを主役とした後日談となっている。

 

感想

着眼点が斬新すぎる

勇者が魔王を倒すような話はもはや語り尽くされている。

とはいえ冒険譚は読みたい。ではどんな話が良いのか?

こんな流れで「では、こんな話はどうですか?」と、この設定を提案されたらそれだけでも「面白そうだね」ってなる。

 

絵が上手い

画力が高くて非常に読みやすい。

無駄なコマもなくて情報量はそれなりに多いのだが、それでもサクサク読めてしまう。

画力が高いし、無駄なセリフもなくって漫画としての構成力が高いと思う。

 

展開が早いスピード感は今風

エルフ族のフリーレンに合わせて時間が過ぎていくため、1話で20年経ったり、1~2年がすぐに経過してしまう。

トントンと話が進んでいくのも今風な感じがする。これも読みやすい理由のひとつと思う。

まとめ

1巻を読んだ感じだと、すごい今風で人気だというのも納得できた。

前に当ブログでもレビューしたアニメ映画さよならの朝に約束の花をかざろうでも、長寿がテーマになっていたが、生物の寿命の違いというのは題材としては扱いやすいだろうし、比較的にファンタジー要素抜きに入り込みやすい設定でもある。

葬送のフリーレンに話を戻すと、少し気になる部分だと死んでしまった勇者や僧侶が復活するような展開になるのかというところ。

1巻では、死者蘇生の魔法なども登場するので、勇者が復活するような話にもなるような..

ただ、個人的にはあまり続きが気になるほどではなかったので2巻以降は買う予定はない。

機会があれば続きを一気読みしよう思う。