
どうやらあのシャーマンキングが再びアニメ化されたようだ。
シャーマンキングの新アニメを見た雑感を書いていく。
シャーマンキングの全盛期

シャーマンキングのアニメが放送されていた当時、ぼくは小学4~6年生くらいだった。
当時はかなり人気でワンピースよりもハンターよりもナルトよりもシャーマンキングだという奴も少なくなかった。
しかし、途中から内容が小難しくなっていったせいか、原因は定かではないが離脱していく者が続出した。
アニメも最後はどう終わったのかあまり覚えていない。
シャーマンの王を決める戦いシャーマンファイトの話が基本的にずーと続く。
旧版との違い
アニメ5話の時点では、ストーリー上での大きな違いはない。
ただ、比較したわけではないので細かいところでリメイクされているかもしれない。
声優もメインどころは当時のままで特に違和感はない。
「あれ?まさか、思い出補正じゃないよね?」

新アニメ5話まで見た時点で正直、かなり思い出補正があるように感じる。
ボーボボを読み返して「これは何が面白いのか?」と感じるのとはまた種類の違う違和感がある。
ボーボボの場合は、何か子供のころに感じれた本質的な面白さが大人になって失われてしまった喪失感のような感覚があったが、シャーマンキングに関しては、何というか、、、
これは子供だましだったのではないか…と、大人になって気がついてしまった感覚に近い。
子供のころは遊戯王のゲームで遊戯VER、海馬VER、城之内VERと3種類登場しても「お前は海馬か、おれは城之内!」みたいに純粋に楽しめたが、大人になると単なる抱き合わせ販売のマーケティングだと知り何とも言えない感覚になるわけだが、どちらかといえばこっちの感覚に近いという意味だ。
とはいえ、アニメ自体を見ていても不快感があるわけでもないので、何とも微妙だとか言いながら最後まで見てしまうとは思う。
ジャンプの良いところ盛りだくさん?!

余談だが、ジョジョの荒木先生がスタンドの概念を思いつき、編集者へ口で説明したところまったく伝わらなかったという。
「背後霊的なやつがスタンド本体で、そいつらの能力で戦う」みたいな説明だといまいちイメージができなかったのだとか..。
つまり未知な物や概念というのは、百聞は一見にしかずということで中々イメージがしずらいのだろう。
当時はまだ本人以外の霊的な者同士が戦うということは存在しなかった。
つまり、シャーマンキングは明らかにそういう意味でジョジョの影響を受けている作品といえる。
その他にもパッと思うつくだけでも・・ライバル、チーム戦、絶対的な存在(ラスボス)、能力バトル、巫力(戦闘力)など、面白くなるためのある種のテンプレが多い。
まとめ
なんだかんだいっても名作。おもしろい。というのが結論だ。
5話の最後に旧OPのOver Soulが流れたときは年甲斐もなくテンションが上がってしまった。
記憶にある限りだと、シャーマンファイトの本戦の途中くらいまでは結構おもしろいはず。
途中からグダグダになってくる印象があるのだが、そのあたりを上手くリメイクしてくれて今風にまとめてほしい。
やたらと登場キャラの足が細いのもこれも規制の影響なのか。
アンナの足とか生生しくしすぎて少年のおかずにならないようにしているのかと、無駄に深読みしてしまう…。