【映画感想】ソウXネタバレ含むレビュー

エスジェイです。ソウXを観た感想です。

ストーリー

ジョン・クレイマーは末期がんで余命残りわずかとなっていたとき、ある団体が表ではできない治療法でガンを治すことができるとジョンに接触してきた。

しかし団体は詐欺集団であり、騙されて怒り狂ったジョンが詐欺集団を相手にジグソウとしての本領を発揮していく..。

感想

まずこの映画は続編なので、過去作品の視聴が必須となります。

全8作か9作くらいありますが、時系列的には1~2の間の出来事になります。(2~3かも)

以下、作品は観ている前提のネタバレ含む感想になります。

 

 

以下、雑感

まず映画としては、ジョンが主人公になって復活したという点が見どころです。

この映画は、途中で主人公のジョンが死亡してしまい、主人公が変わる(ジグソウ)という流れになりますが、そのあたりから脚本が急激に弱くなり人気も低迷してきます。

やはりジョンの強烈なキャラクターを継ぐキャラを作れなかったというのが、後半でコケた一番の理由だといえるわけです。

その点で、まず主人公がカムバックした(時系列的に戻った)という話を掘り下げるという手法は、下手にシリーズを続けるよりは良い判断だったといえます。

今回のSAWXでは、ジョンの狂気も相変わらず爆発しますが、それ以上に今までには見えなかった人間味が描かれているのもポイントです。

一度は癌を治してもらい、本当に感謝しゲームを辞める(ジグソウ引退)を想う描写もありました。

しかし騙されたと気がついたときに、ジョンに狂気が戻ります。

ゲームのグロさは、過去作に比べると少し弱くなった気もしますが、それでも腸をロープ代わりにする演出は、個人的にはかなりキツかったです🤮

子どもには優しいジョンの一面も見れたり、最後のクライマックスの緊張感は相変わらずでした。

新キャラのセシリアもなかなか悪い女で、最後に生き残った?(死亡の描写がない)ので、続編にまた登場して展開していくのでしょう。

最後の最後に登場したホフマンも良かったですね。

ゴートン先生も裏でつながっているはずなので、次回作では出てくるのかもしれません。

やはりソウシリーズには、ジョンは必須で、こっちの路線でまたシリーズを続けるようなので続編が楽しみです。