
どうも、エスジェイ(@crisisnoeln)です。
無職転生というアニメを何となく見てみた。
思っていた以上に面白かったので、4話まで見た時点でレビューしてみようと思う。
他の異世界ものよりも面白い理由は?
個人的に異世界ものはちょっと..って感じなのだが、このアニメは普通に面白いと感じる。
自分がこれまで見た他の異世界ものを例に上げ、自分がいかに異世界不向きな脳みそなのかを軽く説明してみる。
★リゼロ
今となっては異世界ものの頂点といっても良い作品だが、ぼくは比較的初期のほうに視聴している。
序盤~中盤くらいまでは普通に面白いのだが、とにかくテンポが遅い。
やり直し前提な設定もちょっとついていけないところがある。
後半から王位争奪戦みたいなのが始まると、一気にダラダラした展開になり永遠に終わらないような気分にさせられる。
終わりが見えないのに加え方向性も見えないため、まるで続きが気にならない。
主人公のクズひきニートが転生しているのに、いきなり前向きに生きていくのはどうかというのはやはりある。
無職転生はクズの成長がしっかりと描けているのも良いのかもしれない。
★盾の勇者の成り上がり
全体的にRPGっぽい話になっている。
10話くらいまでは見た記憶があるが、ほとんど内容を覚えていない….。
可愛い可哀想な境遇な女の子を引き連れてRPG的に無双していくような話だったような。
イメージの中では「これぞラノベ、異世界もの!」という作風なので、おそらくこのアニメを見て子供向けだという意味でのシンドさを覚えるならもう異世界アニメはほぼ厳しいと思う。
逆をいえば、このアニメは『Theラノベ!』なので完成度は相当高いと思う。
けど、個人的にはやっぱり可愛い女の子さえ出して後はよろしくやってれば良いんだろ。っていう感じがどうにも歯がゆい感じがある..。
無職転生のここが好き

0歳からしっかり始まるとこが良いのかもしれない。
だいたい異世界ものって主人公も視聴者も大抵がヲタクというのが前提になっているため、ぼくのような一般人からすると置いてきぼりを食らってしまうのだ。
それが無職転生の場合はしっかりと最初から説明してくれる。
これが見やすい最大の理由なのかもしれない。
ちなみにこれはFF10のパターンでもある。
異世界に紛れ込んでしまった主人公だけが世界のことを知らず、主人公を通して色々と学べるというところに没入感があるのである。
分かりやすいキャラ付け、先の展開にも期待ができる
現実世界の記憶を保持した状態で0歳から転生するため幼少期は頭はかなり良い。
あので魔法を覚えが早いというのはある種理にかなっている設定でもある。
成長過程で魔法を覚えるために家庭教師の先生と出会い、成長し、別れるという話がある。
先生には魔法の知識だけではなく学校の存在も教えてもらう。
後に必ず再開するだろうというお約束の伏線なのだが、こういう張り方が抜群に上手い。
幼馴染みのエルフ族の女の子や、女好きの父親、父親に身ごもらされるメイドさん。
まるで現代版のおとぎ話を聞いているようである。
総括
まだ4話なのでこれからどうなるのか分からないが、確実に先に期待できる内容である。
異世界ものは基本的にマニア向けな設定でヲタクでないと分からない設定が多いイメージなのだが、無職転生はそんなこともなく誰にでのおすすめできる内容だ。(いまのところ)
まるでラノベ版のドラゴンボールといって良いくらいに王道に分かりやすく見やすい物語である。
それでいて、ラノベっぽい世界観もちゃんと残してて今どっぽい感じもあるのがまた乙なのだ。
先が楽しみすぎて原作を読んだラノベって過去に化物語しかないが、化物語以来のラノベ購入してしまうかもしれない。
そのときはまたラノベの方もレビュー記事を書いてみようと思う。