
エスジェイ(@crisisnoeln)です。
無職でも部屋を借りることはできるのか?
ぼくは30歳にしてまともに会社勤めをした経験はほとんどなく無職歴も長いです。
それでも5~6回くらい引っ越しをしています。
無職でも部屋を借りることはそこまで難しくないです。
ただし、働く気がないニートの場合、よほどの財産がある場合を除いておすすめしません。
あくまで働く気はあるけど仕事が見つからない。
けどすぐにでも部屋を借りたいって人向けの内容になります。
無職でも金があれば余裕で借りれる

物件や貯金にもよりますが、基本的に働いてなくてもお金があれば部屋は借してくれます。
例えば貯金が1000万円くらいあれば、家賃10万円以下のマンションを借りるのは無職ですぐ見つかると思います。
こういう場合は「求職中」とか言えば、仮に働く気がまったくなくても貯金残高の分かる通帳をコピーして渡したりすれば問題なく借りれます。
働いているかどうかは、あくまでも信頼の問題なので、貯金があれば信頼に繋がるので、結局のところは金が物を言います。
部屋を借りるときに必要な貯金額の相場は、最低でも家賃の10倍ほどと言われています。(仲介屋の人に実際聞いた情報です)
つまり、家賃5万円の部屋を借りたい場合だと、概ね50~60万円くらいの貯金残高があれば、とりあえず交渉には持っていけます。
かき集めた金でも問題ない
この辺から少しグレーっぽくなってきますが、審査で見せる貯金残高はどんなお金なのか?の詮索はされません。
つまり・・仮に消費者金融で用意した金であっても出どころがバレることはまずありません。
支払いが決まっている100万円でも、とりあえず自分名義の通帳に残高が入っていることさえ見せれば良いだけの審査なのです。
例えば5万円の部屋が借りたい場合で、全財産が10万円だったとしても、消費者金融で50万円借りて、一時的に自分名義の口座に移してコピーして提出して提出すれば審査は通る可能性があります。
(完全な無職の場合だと消費者金融で借りるのも難しくなりますが..一時的に派遣とか入って借りることもできなくはないです)
自分の銀行口座に預金を移して通帳のコピーをとるだけなので数十分の作業です。その作業を終えたらすぐに消費者金融の方にお金を全額戻せば利息はほぼ0円でいけます。(振り込み手数料は取られるかも)
審査が通ったら消費者金融は解約すれば実質利息0円で効率的に利用することができます。
一時的に親とか友達に100万円ほど口座のお金を移してもらうのも有効手段です。
この残高審査は『いざって時に金が集めれる人なら大丈夫だろう』という裏の意図も感じるほどヌルいです..。
審査はほとんどが保証会社メイン
部屋を借りる場合、現状はほぼ仲介屋か不動産屋へ行くと思います。
部屋を借りれるかの審査とは『保証会社の審査』です。
一応オーナー(管理人、大家、家主など呼び方多数)審査もあるようですが、基本的に保証会社のOKが出れば、大家は保証会社に丸投げしているので自動的に大家の許可も取れます。
保証会社はピンキリなので無職にも強い保証会社みたいなのが数社あります。
特に安い物件の場合は無職に強い保証会社がついていることが多いので審査も通りやすいです。
保証人をつければ保証会社と契約しなくても良いですが、無職で部屋を借りる場合はほぼ保証会社を使わされると思います。
保証会社は年1回に数万円更新料が発生するくらいで、そこまでお金がかかるわけではないので、保証人をつけるよりも実際に契約も楽です。
管理会社よりも仲介屋へ行くべし
部屋探しの経験がないと、そもそも不動産会社の仕組みが分からないと思います。
中でも仲介会社と管理会社の違いがややこしいです。
細かい違いはここでは触れませんが、基本的に無職で部屋を探すなら仲介屋に行ったほうが良いです。
理由は、審査するときに色々と細工してくれたりするからです。
この辺も結構グレーな内容になってくるので、あまり大きな声では言えませんが、例えば先述した預金残高の件も貯金が少なくても通帳の残高の0をひとつ増やしてくれたりとかもあるとかないとか…。
大前提として仲介屋の担当は味方なので、一般的にダメだと思うような話でも相談すれば対応はしてくれます。
それこそ「自分ニートで貯金もほぼないんですが、借りれそうな部屋ありませんかね?」という相談にも応じてくれますし、実際に見つかる可能性も普通にあります。
仲介屋は賃貸契約が成立した時点で金が入るので、どんな悪条件の人にも契約してもらえればそれだけで利益があります。
契約が終わると、だいたい家賃の50%~100%くらいを手数料として仲介屋にも支払うことになります。
ちなみに仲介屋を利用すると、仲介屋手数料だけ後払いにしてくれたり、分割OKにしてくれたりと、一括支払い額の対応もしてくれるので、物は相談ということで、ガンガン無理っぽい条件でも一度担当の人に聞いてみることがおすすめです。
まとめ
実際に家賃5万以下とかのアパートなら仲介屋を使えば無職とか関係なく部屋を借りることは難しくはない。
ただし、条件が色々と限定されるので、スーモとかで良さげな物件を発見して「この部屋、安いし立地も良さげだし借りたい!」と思っても保証会社の関係で厳しかったりもする。
あくまでも仲介屋が紹介する物件の中から選ぶ形にはなるが、それでも無職でも部屋の契約をすることは余裕でできる。
仲介屋も当たり外れはあるので、本気なら1度ダメでも別の系列の仲介会社に相談するのも良いだろう。
当たり前の話だが、部屋を借りたら毎月家賃や光熱費が発生もするので、収入や貯金がなく働く気もない無職が一人暮らししたいからといって勢いで部屋を借りるのはおすすめしない。
真面目に働きたいけど、今休職中なんだけどすぐに部屋を借りたい!という人向けの話となる。
こういうことを知らずにネカフェ難民に陥るケースもよくあるので
知識といて『仲介屋にゴリ推しすれば何とかなる』というのは覚えておいて損はないだろう。