
エスジェイ(@crisisnoeln)です。
九条の大罪5巻を読んだのでレビューしていきます。
これまで
メンヘラぴえん系女子こと雫ちゃんはAVデビューし居場所をやっと見つけたと思えた矢先、毒親によって阻止されてしまう。
ホストにはまり売掛け金は300万円を超え、メンヘラが爆発寸前まできていた。
一方で、九条の周も騒がしくなっており何やら大きな事件が起きそうな予感がしていた。
5巻の内容
ぴえん系女子編完結
雫のメンヘラがついに爆発。修斗は殺害され、雫は逮捕された。
居場所を完全に失った雫だったが、最後は九条の優しさに助けられる。
九条の優しい一面が見える最後でした。
新章突入。事件の真相編
5巻の途中から新しい話がスタートします。
1巻から登場している刑事の嵐山の娘(別居していた)が実は10年前に半グレにレ◯プされ殺害されていたという話から始まり、その事件の当時少年だった主犯格の犬飼がそろそろ出獄するという。
嵐山は上司にこの件を追うのを止められていたが、諦めきれず密かに10年間真相を追い求めていた。
事件の手がかりが娘が当時使っていたスマホの中にあると踏み、嵐山は6桁の暗証番号(100万パターン)をひたすら押し続けていた。
数回間違えると1日ロックのかかる仕様のため、永遠にスマホの中身が見れることはないと思われていたが、ある日奇跡が起こり1/1000000を嵐山は引き当てる。
さっそく連絡先に入っていた当時の娘の友達へ連絡し話を聞きに行く嵐山。
事件の全貌が少しずつ見えるにつれ、嵐山の娘は荒れた日常をおくり病んでいたことが分かってくる。
調べていくと、嵐山の娘は当時付き合っていた小山という男に殺害された可能性があると判明する。
小山は現在雫がAVデビューした会社の社長をしている男で、壬生とも繋がりの深いヤクザの京極ともつんがっていた。
一方で、嵐山娘殺害の主犯格である犬飼は壬生の後輩で、当時300万円という金額で雇われ犯行に及んだようで、犬飼は出所したら壬生の元へ金を請求しにいくという言う。
5巻の感想
新しい話はおもしろい展開になりそうですね。
犬飼が出所したら壬生とバトルになりそうですし、九条も弁護士として関わってくる流れになりそうです。
京極が九条のことをえらく気に入ってしまっているので、そろそろ九条も大事に巻き込まれそうですね。
複雑な話が多いですが、登場人物の繋がりが上手いこと繋がっているので無駄がないですね。
ウシジマでの経験が最大限生きているように思います。
ただ、話が重いのでちゃんと読むにはそれなりに気力が必要な漫画ですね。