鴨頭嘉人のYouTuber本を読んでみた感想

 

エスジェイ(@crisisnoeln)です。

登録者100万人を突破したビジネス系YouTuberの鴨頭嘉人氏の本を読んだので、感想レビューを書いていきます。

鴨頭嘉人ってどんな人?

簡単に鴨頭さんのプロフィールを紹介します。

元マクドナルドの店員。

高校卒業して19歳でマックのバイトとなり、23歳で正社員となる。

30歳で店長となり、32歳の頃にはマクドナルド全国3300店舗の中でお客様満足度日本一など、最優秀店長として表彰される。

その後もマクドナルドで順調にキャリアを積んでいき、2010年(43歳)で独立した。

独立後はマクドナルドでのキャリアを生かして講演家として活動を開始する。

2020年現在の鴨頭嘉人

2020年の2月現在、チャンネル登録者数は102万人。

ホリエモン万博では、500万円のプラチナチケットを購入し、ホリエモンとのコラボもしている。

この2年ほどで急速に勢いを伸ばしてきており、現在はビジネスYouTuberとして不動の地位を確立しつつある。

ここから本の感想です

今ノリに乗っている鴨頭さん。

私は勢いのある人物が好きなので、本を読んでみました。

本のタイトルは「カンタンに売れるのになぜYouTubeをやらないんですか!? 」

当ブログ内で、私もちょくちょくネタにしているYouTuber理論。
今まさに時代はYouTube。どーしても内容が気になってしまいます^^;

今や鴨頭嘉人は、その大YouTuber時代のキングに近い存在です。この本、読まざるを得ませんね!

 

以下、本書に書いてあった内容で面白かったことを厳選し紹介していきます

 

YouTuberはライバルと闘いをせずに良い

鴨頭さんはYouTuberはライバルとバトルする必要がないと言っています。

例えとして、ラーメン屋の話をしており、近所に美味しいラーメン屋が3店舗あったとして、一気に300店舗に増えたとしたら、元々あった3店舗のラーメン屋の売上は100%落ちます。

ですが、YouTuberの場合はライバルが増えても共存しあえるから良いと言います。

鴨頭さんの同ジャンル系として、メンタリストDaiGoさんや、オリエンタルラジオの中田敦彦さんを上げています。

中田敦彦さんとはコラボ動画も撮っており、お互いが高めあっているというような内容も話していますね。

 

ただ、これはあくまで波に乗れた場合の話で大事なのは「先行者利益」だとも語っています。

なので少しでも先行者利益を得れる確率を上げるために
『とっととYouTuberになろうぜ!!』という本タイトルのテーマに帰結するという事です。

「先行者利益の大事さ」に関してはシバター氏も言っていましたね。

 

YouTuberは分析力が大事

鴨頭さんは他者(ライバルYouTuber)の分析をし続けることの重要性も本書で説いています。

上手くいっている人を見つけたら、まずはよく観察をして、成功の理由を分析していくのだとか。

オリラジのあっちゃんが急激に登録者数を伸ばした理由は「分析力」の高さだという。

 

YouTubeがオワコンではなく、YouTuberがオワコン

よく「YouTubeはオワコン」と聞くことがある。

すでに多くの芸能人などが参入している自体になっているので、今更遅いだろうという意味で終わっているということだ。

鴨頭さん曰く、YouTuberはすでにオワコンのようです。

これからはビジネスYouTuberの時代になるとのこと。

YouTuberとビジネスYouTuberの違いは、

YouTuberはGoogleの広告収入のみに頼る人で、
ビジネスYouTuberは自社商材を売るツールとしてYouTubeを活用している人とのこと。

もう一度言うと、YouTuberはオワコンだが、ビジネスYouTuberはまだまだこれから大きな波が来るとのことです。

 

読んだ感想

まず思ったのは、売れるスキルや商品がある前提の話になっていることです。

この時点でこの本は「まず何をするべきなのか?」という悩みを持っている層は置いてきぼりを食らってしまいます。

そういう意味では敷居の高めの本ではありました。

ですが、書いてある内容は非常に分かりやすいですし、普段読書をしないユーザー向けに作られているのが分かります。

本書は、行間や言葉のチョイスが絶妙に簡単な構成になっています。少し悪い言い方をすれば、バカでも分かりやすいのです。

 

鴨頭さん曰く「すでにアナタは特別なスキルを持っている!」ということなんですが、ここが一般的に一番むずかしい点であり、罠でもあります。まずは何をどうすれば良いのか..です。

 

メルカリなどのフリマアプリの謳い文句に「アナタにとってはゴミでも、他の人にとっては宝物です!」みたいな大げさだけど、一理あるみたいな言葉があります。

鴨頭さんが言う「誰にも特別なスキルがある」というのは、フリマアプリのそういう謳い文句にも似ていると思いました。

聞こえは良いんですけどね。現実はそうも単純ではないです。

 

彼は何十年もマクドナルドで実績を積んで、独立後も数年間は鳴かず飛ばずで、それでも這い上がって、よーやっとここまで来た苦労人でもあります。

明るくポジティブな振る舞いも、いわば自分への脅し文句なのでしょう。

 

一部、YouTubeをやる上でためになるようなテクニカルな話も出てきますが、

YouTubeをやっていない元アフィリエイターの僕でも、聞いたことあるような内容なので、言うならば『YouTuberのハウツー本』とも説明できます。

ハウツー本なのに、実は初心者向けではないというのが本書の落とし穴のようにも思えてくるのですが、、、そういう方向で語り出したらキリがないのでね。ネガ感想はこのへんでお開き。

 

一番参考になった点は・・今後はビジネスYouTuberが来る!ということですかね。

「ビジネスYouTuber=広告収入に頼らないYouTuber」なわけですが、今後はこれを目指す必要が絶対的にあると思えてきました。

その仮設にたどり着けただけでも、この本を読んだ価値は個人的にはありましたね😄

 

まとめ

シバターの本同様に、基本的にこの手の書籍は、彼ら売れっ子のファンブックと解釈するのが一番シックリきますかね。

鴨頭さんって胡散臭い系の匂いもする人ですよね。

宗教っぽいし、異常なまでのポジティブ発言や態度が逆に不自然というか、病んでいるようにも思えます。

ただ、やっぱり話は上手いし、実力も本物だと思います。

彼に救われた人が数多くいるのも事実ですし、

好む好まざるに関わらず今後注目していきたい人物の一人であることは間違いありません!

 

うーん。なんか最近YouTuberの話ばっかりしている気がする。

書籍紹介もこれが当ブログでは2冊目ですが、1冊目がシバターの本なので、連続でYouTuberの本を紹介していますw

ただ、こーやってブログなどで記録しておくと
自分が今何を考えているのか、意識とは関係ないところで確認できるから良いですね。

 

やっぱり俺はYouTuberになりたいのかなぁ…😂