
エスジェイ(@crisisnoeln)です。
本屋で見つけた気になった本を購入して読んでみました。
読み終わったのでポイントをまとめて紹介していきます。
感想

モチベーションが出ない理由
何か新しいことをやろうとする時、やる気が出ない、モチベーションが上がらないのは当たり前だと本書では説明しています。
というのも、人の脳の仕組みは、普段やらないことを拒む傾向があるため、何か新しいことを始めようとすると無意識にうちに拒否反応が出るのだとか。
しかし、世の中の成功者たちはモチベーションを見方につけて淡々と成功していきます。
オリンピック選手が4年間もの長い間、なぜ厳しい練習に耐えて続けることができるのか?
その答えが、モチベーションとの向き合い方だといいます。
未来の自分を想像する「ギャップモチベーション」
脳はギャップを感じると自動的にそれを埋めようとするそうです。
その仕組みを利用して、楽にモチベーションを引き出すことができるといいます。
理想の未来の自分を想像し、そのために必要な動きをするというイメージです。
オリンピック選手なら、自分が金メダルになった未来を想像します。
すると、金メダリストの自分がダラダラと練習をサボるのはふさわしい姿ではないなと、脳が反応して練習のモチベーションが保てるという具合です。
結果だけを見ないこと

何かをするときに、どうしても結果を意識してしまいます。
例えば、ユーチューブチャンネルを開設しようと思ったら、チャンネル登録数や再生回数というのは意識してしまいがちです。
しかし、再生回数や登録者数というのは、コンテンツを作った結果にすぎません。
この「結果」だけを意識して何かを始めてしまうと、失敗する可能性が高くなってしまいます。
では、結果ではなく何を意識すれば良いのか?
結論から言えば、「成長」を意識することが重要だといいます。
ユーチューブの例でいえば、ユーチューブ広告でいくら稼げたのか?という結果だけを意識していると、目標額に達してないときに一気に萎えてしまい、次第に更新意欲というのが失せていってしまうのです。
では、結果ではなく成長を重視している場合はどうでしょうか?
借りに想定していた金額(結果)に届いてなかった場合でも、良かった部分に目を向けて「前回に比べてこれだけ上がっている」という点に注目できます。
そうなると「次は◯◯をもっと伸ばせば改善されるのではなか?」と自然と次の動画の企画のモチベーションへ繋がっていくという寸法です。
何か目標を達成するためには、続けることが当然必須になってくるので、何よりも続けれる状態をキープするのが重要になります。
そのためには、結果ではなく成長を意識して向き合うのが最適ということでした。
自分へのダメ出しは逆効果

これはやりがちですが、結果が出なかったとき、自分へのダメ出しをしてもあまり意味がないようです。
ダイエットで思うように痩せることができなかったとき、営業成績が上がらなかったとき、思うように行動ができなかったとき…人は自己嫌悪に陥り自分をせめがちです。
こういう時も、感謝の気持ちをもち、良い結果が出てる部分に目を向けて次に繋げるというのが理想的のようです。
これは上司が部下に対して接するときも同じようで、結果だけを見て叱ってもまったく効果はないようです。
なかなか難しいところですが、結果だけを見て落ち込むという癖は意識して改善していくのが良さそうですね。
まとめ

40万部のベストセラーだけあって読みやすかったです。
モチベーションの本かと思いきや、結局は習慣化の力を活かして楽々モチベーションを上げれます。という内容なので、習慣化の本に内容は近いですかね。
上記で紹介した結果を意識しすぎないという点は、私自身かなり陥っている部分でもあったので、改めて考えさせられました。
結果ではなく成長に目を向けるというのは本書で一番響いた言葉です。
なかなか結果にこだわらないというのも難しいですが、少しでも意識が変わっていけば、いろいろなことが継続できるようになるかもしれません。