
エスジェイ(@crisisnoeln)です。
最近はノート術、思考整理術の類にはまっています。この本はタイトルにもある通りノート術の本です。
「30分あったらノートを持ってカフェへ行こう」という謳い文句が引っかかったので読んでみました。
書くことで人生が変わる
大げさに聞こえますが、ノートに思ったことを書き出すだけで人生が劇的に変わるのだと著者はいいます。
イメージとしては「書く」→「思考が整理される」→「行動することが見える」→「行動する」→「成功する」→「人生が変わる」という感じです。
まあ人生が変わるというのは少し大げさとしても、あながち間違いってわけでもありません。
普段、人は頭の中でいろいろなことを考えていますが、実は大して多くのことを考えていられるわけではありません。
それどころか、同じよなことが頭の中でグルグルと回って、巡り巡って前と同じようなことを永遠に考え続けてしまうような思考の無限ループに陥りがちです。
そこから脱出する方法としてノートに書き出すということをオススメしているわけです。
どんなことを書いていくのか?
本書では書くテーマは広く何でも効果があるといいます。
具体的には以下のようなテーマが上げられています。
1.将来の夢(ビジョン)
2.悩みについて
3.企画、アイデア
4.思考の整理、プレゼンまとめ
5.フリーテーマ(お金やモヤモヤすることなど何でもOK)
こうして見ると、誰でも何か1つくらいは自分に当てはまる項目があると思います。
その中で、何か上手くいかなかったり苦手意識があるようなことは、一旦ノートに書き出すことで現状から脱出できるのだといいます。
一人合宿へ行こう
「スキマ時間を30分見つけてノートを持ってカフェへ行こう」というのが本書のテーマにもなっています。
慣れてきたら数時間、数日連続でビジネスホテルとかでやるようですが、まずは30分カフェでノートだけ持って行き、上記のような何かテーマを決めて書き出します。
いきなり効果を感じる人もいると思いますが、最初は効果があるのかないのか分からない感じになると思います。
小ネタ ポモドーロテクニック

本書では、ノート術を効率よく行うためのテクニックもいくつか紹介されています。
その中のひとつでポモドーロテクニックというのが面白かったのでここで紹介しておいます。
ポモドーロとは、イタリア語でトマトのことのようです。
トマト1つを30分に例えています。
25分作業して5分休みます。これを繰り返します。これで1セットトマト1つ分です。
5分休みのときは、何もせずに、ただひたすら休むようです。
同じようにまた作業を繰り返します。
何セットか連続してやったら、丸々30分(トマト1個分)休憩します。
こんな感じで、30分単位で連続してやることで、結果的にぶっ通しで作業するよりも効率よく作業ができるというテクニックが紹介されていました。
本書ではこのような面白いテクニックが他にも紹介されています。
まとめ

この本を読んですぐに実践してみました。とりあえずノート持って近くのファミレスへ行ってみました。
ファミレスで軽くやる分には良かったのですが、ガッツリ本番をやってみたら中々難しかったです。
実践結果はこちらの記事で紹介しています
まあある程度継続的に続けていかないといけない気もしますが、思っている以上に個人差があるような気がします。
モーニングページもそうですが、実際にやってみると、想像以上に何も感じなくって自分でも驚きます(^^;
本の内容はなかなか良かったと思うのですが、いかんせん実践してもあまり効果が感じられないのが歯がゆい点ですかね。
まあまだ始めたばかりなので、気長にもうしばらく続けてみようと思います。