本要約動画は意味ないのか問題について

エスジェイです。

度々議題に上がる、本の要約動画は意味があるのか問題について考えてみようと思います。

本要約チャンネルは読んだ気になっているだけなのか?

YouTubeには本を要約するチャンネルがたくさんあります。

個人的には「フェルミ漫画大学」というチャンネルが好きでよく観ています。

要は本のポイントだけを解説してくれるわけなので、1冊本を読むのに3~4hかかるとしても、1本10分とかで見れてしまうわけですね。

しかも要点はしっかりと抑えてくれるわけなので、もうこれで十分じゃね?

と、なってしまうわけですね。

しかし、専門家の中には、要約動画を見ても意味がないという人もいます。

要約チャンネルは本を読んだ気になっているだけで、重要なエッセンスを組み取ることができない。云々..。

個人的には、そんなことはない気がしてならないので、基本的には要約チャンネル肯定派なんですが、要約チャンネルが良い点悪い点を少し深堀りしてみます。

要約チャンネルの問題点?

問題なのかも分かりませんが、とりあえず仮説的に自分が引っかかる点を上げてみます。

 

読みたい本が見つけにくい

チャンネルベースで考えた場合は、チャンネル側が配信する本以外は読めない(動画がない)ので、必然的に読める本が偏ります。

しかしこれは、読みたい本があるなら「読みたい本名+要約」とかで検索すれば、何かしら要約動画がヒットすると思うので、読む本さえある状態なら、検索から入れば偏りは解消可能です。

 

要約チャンネルにもクオリティがある

要約チャンネルもピンキリで、YouTubeには無数に本要約チャンネルがあります。

検索すればヒットはしますが、しかしお世辞にもクオリティが高い動画ばかりではないので、下手な動画を見るとポイントが全然まとめられておらずイライラすることもあります。

そうなると結局、読みたい本の正しい要約にたどり着けないというパターンになってしまいます。

 

要約チャンネルには傾向がある

要約チャンネルにも癖のようなものがあります。

例えば、先述したフェルミ漫画大学の場合は、売れ線のビジネスパーソンが好みそうな本ばかりを紹介しています。

なので、このチャンネルばかりを観てても、それ以外の、もっと小難しい系の本などは読む機会がなくなってしまいます。

 

考える力が身につかない

これが一番当たりっぽい理由なんですけど、結局要約ばかり見ていると、テレビを垂れ流して見てるのとあまり変わらないので、受動的になってしまいます。

読書とは、基本的に能動的な行為なので、頭で情報処理をしつつ、考えながら読み進めていくものです。

要約チャンネルのポイントまとめなどは、何だかんだで聞き流してしまいがちなので、記憶に定着しにくいですし、知った知識を行動に移しにくいように思います。

 

結局は行動次第なのでは説

結論としては、結局は最終的に行動ベースに落とせるかが一番だいじなので、行動できるのならば、ノウハウさえ分かれば何でも良いということになるかなーと思います。

例えば、ダイエット本なら、要はどうやって痩せるのか?という方法論がその本の一番のポイントになるので、そこだけ教えてくれたら、あとは行動するだけです。

つまり、ハウツー本とか、ビジネス本、自己啓発本とかなら要約動画で十分だし、むしろ時短になるし一石二鳥じゃん!という結論になります。

問題点としては、細かい点で煮詰まったときなどに、本が手元にあれば解決策が細かく解説されてるかもしれませんが、要約だけでは細かい補足がなくて分からなくなってしまうかもしれません。

他にも、本のジャンル次第で、古典とか、ビル・ゲイツが紹介するような小難しい系とかは、要約だけで理解するのは限界がありますね。

まとめ

・行動できるなら要約は時短になる
・実践して行き詰まったときに要約だけだと解決策が出にくい
・難しい本は要約には向かない
・本を読むきっかけにするなら難書でも良し

 

Amazon KindleUnlimitedは月額980円で読み放題

↓↓↓

アマゾンキンドルアンリミテッドの詳細はこちら