
どうも、エスジェイ(@crisisnoeln)です。
以前紹介した(といってももう2年以上前だが)You Tuberの五味夢中さんが作った生活保護マニュアルが神すぎたので紹介しておきます。
この記事でも、生活保護の基本的なことと、ついでに生活保護についての個人的な見解も記載しておく。
生活保護とは・・
生活保護は日本に在住する日本国籍を持つ人なら基本的に誰でも受けれます。
生活に困窮していたり、働ける状況になかったり、周りに援助してくれる人がいない状況なら受けれます。
審査に通るかどうかは役所の判断によりますが、原則的には上記の条件を満たしていれば受けることは可能です。
条件ともらえる金額

多少の地域差はありますが、概ね10~13万円くらいのようです。
都心だと、物価も高いので多少高い傾向にあり、田舎だと安い傾向にあるようです。
市区町村によって決まってくるので、隣町の方が1万高いとかも普通にありそうです。(詳細不明)
基本的には、生活に必要な最低限の資金の援助なので、多めにもらえるとかではありません。
条件としては、車などの資産は原則持てないようです。
ただし、田舎で生活するのに車必須のような地域だと、中古の安い車とかなら持てる可能性もあるようです。
定期的(おそらく月一とか)で役所の人(別の専門家?)が家に来て状況確認をされるようです。
ポイント
・毎月10~13万円ほどもらえる
・国民年金、国保は支払わなくて良い
・資産、贅沢品は持てない
・毎月(定期的に)状況確認が入り現状を伝える必要がある
贅沢品の定義はまあまあ曖昧のようで、五味夢中さんの動画によると、Switchとかのゲームも持っててもそこまで問題ではないようですが、月一イベント(役場の人の現状確認)のときは隠していた方が良いみたいです。
あと、個人的にこの生活保護マニュアルで一番意外だったのが貯してもOKということですね。
この言い方だと、極端な話、生活保護だけで数百万とか貯金しても良いみたいですね。
(あまり貯金しすぎると、おそらく資産〇〇円以上という項目に引っかかるので、打ち切りになるはずですが)
生活保護の問題点

生活保護の問題点をいくつか上げていきます。
1.倫理的な問題

生活保護を受けれるようになっても世間からゴミクズ扱いされるというのは否めません。
周りの人間関係とかも考えると、なかなか生活保護を受けながら社会的な立場を保つのは難しいかもしれないですね。
このあたりは、その人の環境にもよるとは思いますが、普通に働いてる人からしたら生活保護で楽しそうに暮らしている人を見たらイラつく気持ちも分かります。
2.不正受給の問題
働けるにも関わらず不正に生活保護を受け取る問題もあります。
ですが、これは報道が目立つのでイメージとして多くの人が受けてるように思い込んでいますが、全体から見ると不正受給してる人はほんの一握りのようです。俗に言うファクトフルネスですね。
「おめえに受けさせる生活保護はねぇ~!」的なことです。はい。
3.本当に必要な人が受けれない
一部の不正受給者がいる一方で、本当に受けないとヤバい状況の人は審査が通らないという現状もあります。
最近では生活保護の申請が通らずにヤケを起こすような事件もありました。
生活保護の申請に失敗した人が「逮捕されれば3食保証される」という理由でガソリンまいたり、電車の中で包丁振り回したりするわけです。
たしかにこれは考えさせられますね。
4.真面目に働く人の方が稼げない
頑張って働いているOLの給料が手取りで13万円以下だったりします。
これでは生活保護受けた方が得だと思うのが普通でしょう。
個人的な見解

生活保護に関しては、いざとなったら受けても良いのかなとは思いますが、まあ実際に自分が受けるというイメージはしにくいですね。
現状だと審査に通すのは難しそうですが、テクニック次第な気もします。
結局、強気である程度の理論武装して行けば簡単に通っちゃう感じもありますね。
生活保護の審査については、いざ受けようと思ったら自分の場合は思っているほどハードル高くない気がしています。(屁理屈のゴリ押しは得意なので)
気になるのは不正受給の定義ですかね…。
体調的な問題なのか、収入源があるのにプラスでもらっているのか・・どちらかとは思いますが、体調面に関しては精神的な病気だと、生活保護で生活が保証されれば健康になるだろうし、定期的に面会とかする意味ないと思うんですよね。
このあたりの仕組みがザルというか、本質をついてない感が否めませんね。
今は生活保護で金がもらえるから健康だが、仕事しないといけなくなれば不健康になり死にたくなるのは普通だと思います。
これを不正受給だとか言われるときついですね。
すでに収入があって生活できるのに、病気のふりをして毎月10万以上もらってるというのは明らかな不正なので逮捕でも良いレベルだと思いますが、健康面の不正ってのはなかなか判断が難しいのではないでしょうか。精神面の病気は詐病の判断が医者でも極めて困難なわけですし..。
まとめ
個人的には、まだまだ生活保護を受けるほどの状況ではないので他人事ですが、明日は我が身ですし、知識として知っておいて損はないですね。