望郷太郎1~8巻まで読了 歴史文明が学べる漫画

エスジェイ(@crisisnoeln)です。

水曜は漫画の日。ということで今週読んだ漫画について感想を書いていきます。

あらすじ

世界が氷河期となって睡眠ボット的な装置で乗り越えようとした某企業の社長である太郎。

目覚めると、500年の時間が過ぎており一緒に眠っていた妻子は装置の中で死亡していた。

外の世界へ出ると、文明は崩壊し世界は過去へタイムスリップしたかのような大地が広がっていた。

文明の始まり、戦争やら経済やら

最初は人っ子ひとりいない世界をさまよって餓死しかけたところで2人組の人間に助けてもらう。

原始人みたいな暮らしをしてる人間に出会い、何もない時代に人間はどう生きていくのか?というような話が続く。

しばらくすると冒険を再開し、今度は小さな集落を見つけ少なからず文明化された社会と出くわす。

村A、村Bが対立しており、次第に物資を求め争いに発展し戦争がはじまる。

さらに先へ進むと、今度は1000人規模、万人規模の街、国が登場する。

そこまでなると、今度は「お金」が登場する。この社会ではしっかりと経済が出来上がっている。

という具合に、話が進むほどに人間の本質、社会の成り立ちなどが描かれます。

基本的にはファンタジー漫画なので実際の人類史とは大きく異る部分は当然あるとは思うが、当然ここまで大規模な話にはちゃんと元ネタがあるようで、そのあたりの解説もしっかりと面白い。

冒険で先へ進むほど文明が発達した世界へたどり着くという流れなので、最終目標である日本に到着したときにどのくらいの規模の話になるのか楽しみである。

まとめ

積読状態だった漫画「望郷太郎」をイッキに読みました。

お金を作って経済を0から作るという話は本当におもしろいです。

なかなかありそうでないジャンルというか、近い話の映画とか漫画とか思いつきませんね。

歴史苦手な人でも全然読める内容ですし、テーマ的にも番人受けする内容だと思うので、おもしろい漫画を探してる人におすすめしたいですね。