
エスジェイ(@crisisnoeln)です。
久々にアフィリエイト関係の本を読みましたが、この本は過去一くらいのレベルで良かったので簡単にレビューしていきます。
AdSenseで稼ぐポイント
数をこなせば何とかなる時代ではなくなってきている
年々のアフィリエイト人口の増加と、度重なるGoogleアップデートの影響もあり、近年はなかなかAdSenseで稼ぐのも難しくなってきています。
特に一昔前に通用した量産系のコンテンツは終焉を迎えつつあり、これからの時代は量よりも圧倒的に質が大事になってきます。
そういう意味では、ブログ論とかでよくいう毎日更新を美徳する考えは間違えているといえます。
アドセンスのテーマ選び
アドセンスサイトは9割はテーマ選びの時点で決まるといいます。
これはアフィリエイトにもいえることではありますが、アドセンスの場合は案件ありきでサイト構成をしなくても良いのがメリットです。
また、大きい市場でも狙えるのがアドセンスサイトのメリットでもあります。
逆にテーマが小規模だとアドセンスサイトだと大きく稼げない可能性もあります。
リライト不要で流行り廃りがないジャンルを狙うのがテーマ選びのポイントです。
例:衣食住やライフラインに沿ったテーマ「電気ガス水道、交通、冠婚葬祭、社会保険、節約、貯金、投資、子育ての悩み」などは狙い目となる。
理想のサイト像
アドセンスサイトの場合は、永遠に続くブログ形式よりもゴールを決めて作りきる形のほうが理想的だという。
1サイト100ページ(記事)前後が理想的。
個人の色を出すのではなく、あくまでサイトをしっかりと作ることが大事となる。
個人の魅力よりもサイトの魅力を高めるように意識する。
本書の感想
本書では大まかに「アフィリよりもアドセンスが稼ぎやすい」「個人の魅力よりもサイトの価値」「なるべく大きな市場を狙う」などの最近の傾向を分析した内容になっています。
さらに「10年先でも稼げるサイト」というのをテーマにしているため、一時的に稼げるようなコンテンツ作りではなく長期的に価値のあるノウハウ本として作ったようです。
確かにこれまでぼくは多くのアフィリエイト関係書籍を読んできましたが、この本はかなり良かったです。上辺だけではなく本質をついたような内容で上手にまとめられています。
経験者向けの話になっているので、アドセンスである程度稼いだ人なら当たり前の知識など初心者向けのことがほぼ記載されていないのも個人的には読みやすかった。
メモを取りながら読み終えましたが、メモが1万文字以上になってしまいまとめる気力がなかったので、このレビュー記事は簡単に終わらせました。実際はもっと深いレベルの話もしていますし、マニアックな広告の分析とかもあります。
AdSense本では過去一レベルの良本ではありますが、本を読んだだけで稼げるほど甘い話もないので、ある程度は行動の答え合わせ本だと思って読むのがおすすめですかね。